Zykkor 50mm F1.7

レンズ構成

?群?枚

画   角

47゜

最近接距離

0.45m

絞り羽根枚数

6枚

最 小 絞 り

16

フィルター径

49o

全長×最大径

33×61o

重   量

205g

価   格

76米ドル('84)

Zykkorはその読み方すら定かではない(ザイコール?)ほど無名のブランドだが、れっきとした日本製で80年代前半に何種類かのレンズを海外市場に輸出していたようだ。
このレンズはサードパーティ製には珍しい標準レンズだが、Makinon 50mm F1.7とゴムローレットのパターンと鏡胴グラフィックが違うだけの一卵性双生児で、おそらくオリジナルはMakinonの方ではないかと思われる。
何の変哲もないスペックの標準レンズなので、発売当時は廉価版として売られていたに違いないが、意外に作りも描写性能もレベルが高く、純正のズイコーと比べても遜色はない。さすがに絞り開放では甘い描写だが、一段絞ってF2.8にするとシャープネス・コントラストが急激に改善し、気持ち良い写りを見せてくれる。