Panagor 35mm F2 レンズ構成 6群8枚 画　 　角 63゜ 最近接距離 0.3m 絞り羽根枚数 6枚 最 小 絞 り 16 フィルター径 58�o 全長×最大径 68×64�o 重 　　量 350ｇ 価　 　格 ？ このレンズは80年代のPanagorのカタログにも掲載されておらず詳細は不明だが、Vivitar 35mm F1.9と双子レンズのようだ。鏡筒デザインは全く異なるものの、前玉から観察するとレンズ構成とコーティングが同じで、光学系が同一であることが分かる。当然ながら実写比較でも区別が付かないほど描写が似ている。開放Ｆ値は異なっているが、実際の露出テストでは明るさに差異は認められなかった。外観以外の違いとしては、最小絞りがVivitarの22に対してPanagorは16となっており、スペック面では少し劣る。また、フィルター径もVivitarの55mmに対して58mmとなっている。 製造元については、一部にはキノ精密工業製との見方もあるようだが、Vivitar 35mm F1.9がコミネ製であることから、このレンズもコミネ製と考えて間違いないだろう。