Kiron 105mm F2.8 Macro
レンズ構成
6群6枚
画 角
23.3゜
最近接距離
0.35m
絞り羽根枚数
8枚
最 小 絞 り
32
フィルター径
52㎜ 全長×最大径
102.5×72㎜ 重 量
625ｇ 価 格
439米ドル('84) 《無限遠の状態》
銘玉の誉れが高いキノ精密工業（現メレスグリオ）製のマクロレンズ。アダプターなどを使わず単体で1：1の等倍撮影ができるマクロレンズだ。
このレンズは一卵性の兄弟が多く、Vivitar、Avenon、Rikenon、Rolleinar等にOEM供給されている。ブランドによって焦点距離の表記が100㎜になっているケースもあるが、すべて光学系は同じで画角も同一だ。光学性能については、絞り開放からシャープネス、コントラストとも十分で、銘玉の名に恥じない描写性能を見せる。
ピント・絞りともズイコーと回転方向が同じなのは良いが、フランジバックが短いOMマウントに合わせるためか、絞りリングの幅が狭い上に径も小さくて実に操作しにくいのはマイナス点だ。
