Vivitar Series 1 70-210mm F2.8-4.0 レンズ構成 10群14枚 画　 　角 34-11.5゜ 最近接距離 0.8m 絞り羽根枚数 9枚 最 小 絞 り 22 フィルター径 62�o 全長×最大径 139×69�o 重 　　量 845ｇ 価　 　格 NA('84) 焦点域が70-210mmのVivitar Series 1は現行品を含めて5種類あり、このレンズは、初代(キノ精密製)、2代目(トキナー製)に続く3代目でコミネ製だ。初代と2代目は開放Ｆ値3.5一定だったが、3代目のこのレンズ以降は開放Ｆ値が変化するタイプに変わっている。 スペック的には地味なレンズだが、描写はシャープかつクリアで、3倍ズームにしては望遠側の糸巻き型歪曲もさほど目立たず、単焦点レンズ並みと言ってもよいほど描写性能は高い。直進式ズームながらズーミングで全長が変わらず、ピント・絞りの回転方向もズイコーと同じで使いやすい。また、100-210mmのレンジではシームレスに0.8ｍまで寄ることができる。しっかりとした作りで質感も高く、望遠ズームの傑作レンズと言える１本だ。