Sigma 50mm F2.8 Macro レンズ構成 9群10枚 画　 　角 47゜ 最近接距離 0.19m 絞り羽根枚数 6枚 最 小 絞 り 22 フィルター径 52�o 全長×最大径 59.5×67�o 重 　　量 320ｇ 価　 　格 33,000円('90) 単体で１：１の撮影ができる等倍マクロレンズ。公称焦点距離は50mmながら、他の50mmレンズよりも実際の画角はかなり広いようで、レンズを付け替えて同じポジションで撮影すると、その違いがよく分かる。レンズ構成は9群10枚とVivitarやElicarの4群5枚に比べて2倍のレンズ枚数を持っているが、肝心の描写性能ではVivitar等よりもかなり劣る。90年代以降のシグマの常で、ピントリングはズイコーの逆で、プラスティック製と思われる絞りリングの節度感も悪く、操作性は良いとは言えない。また鏡筒上に印刷された文字も剥がれやすく、ZEN仕上げと呼ばれる表面処理も質感に欠ける。光学性能が高ければ多少は目をつぶれるが、そうでないなら所有欲の対象にはならず、小生も少し使ってみただけで手放してしまった。