Sigma 400mm F5.6 レンズ構成 6群7枚 画　 　角 6.0゜ 最近接距離 4.0m 絞り羽根枚数 6枚 最 小 絞 り 22 フィルター径 72�o 全長×最大径 204×83�o 重 　　量 830ｇ 価　 　格 48,000円('87) 小型軽量の超望遠レンズ。Zuiko 400mm F6.3が1,300ｇなのに対して、このレンズは開放F値が明るい5.6ながら830ｇの軽量に仕上がっている。ＡＦバージョンと同時開発されたせいか、ピントもインナーフォーカスになっている。シグマは'90年前後にそれまでのラインナップを一新し、望遠系レンズに積極的にAPOレンズを採用する一方で、鏡筒のプラスチック化、ピントや絞りの回転方向の一本化を進めており、同じ400mm F5.6でもAPO仕様のレンズが'87年に追加発売されている。このレンズはAPO仕様としばらく併売された後、'91年にカタログ落ちしたようだが、光学性能ではAPO仕様には及ばないものの、そういった時期の発売だけに、シグマ製にしては質感が高く、ピントや絞りの回転方向も純正と同じで、使いやすくお手頃な超望遠レンズだ。