Kiron 24mm F2 レンズ構成 8群8枚 画　 　角 84゜ 最近接距離 0.3m 絞り羽根枚数 6枚 最 小 絞 り 16 フィルター径 55�o 全長×最大径 47×64�o 重 　　量 255ｇ 価　 　格 295米ドル('80) 80年前後にVivitarにＯＥＭ供給していたキノ精密工業(現:メレスグリオ)の製品だ。 同社はかなり技術水準が高かったようで、初期のVivitar Series 1のほとんどはキノ精密が手がけている。70年代後半にほとんど同じスペックのレンズがVivitarにＯＥＭ供給されているが、80年代初頭からは自社ブランドのキロンで欧米市場の開拓を試みたようだ。ビジネスとしてはあまり成功しなかったようで、市場に現存する数もかなり少なく、今ではキロンのブランドも忘れ去られようとしている。 大口径ながら非常にコンパクトで、光学性能もズイコー24mmF2と比べて遜色はない。当時の中小レンズメーカーの意気込みを今に伝える逸品だ。