EOS 5Dにマウントアダプターを介してZuiko 50mm F1.8を装着。各絞り値における解像力、周辺光量の低下、像面の流れをテストした。今回のテストはフィルムで撮影した画像との比較は行なっていないため、絞りを開けた時の周辺部の光量低下や画質の劣化が、CMOSセンサーの特性によるものか、レンズ自体の性能に起因するものかは判然としない。

わずかに周辺部の光量低下が認められるが、おそらくフィルムと大差ないレベル。全体的にコントラストが低いのはレンズ自体の性能か。中心部に比べて画面の四隅の描写は甘い。

一段絞ると周辺光量の低下はほとんど目立たなくなり、解像力・コントラストともに急激に改善するが、相変わらず四隅の描写は甘い。

周辺光量の低下はほぼ解消し、さらに解像度・コントラストが増す。四隅の描写もあまり気にならないレベルに改善する。

四隅の描写に甘さが残ることを除いて、ほぼパーフェクトに近い描写となる。

F8まで絞ると、四隅も含めてパーフェクトの描写になる。

何の問題もないパーフェクトの描写。

同じくパーフェクトな描写。